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リスク回避の分散投資

Don't keep all your eggs in one basket.(全ての卵をひとつのカゴに盛るな)」という諺があります。分散投資とは投資金額を分散していくつかのものに投資する手法で、ひとつのものに集中投資すると何らかの要因で急落した場合に、投資資金が大幅に減少してしまうリスクを軽減するために行います。分散投資では「ひとつのカゴ」の見方を変えることで、「銘柄の分散」「時間の分散」「資産の分散」に分けられます。

「銘柄の分散」では、ひとつの銘柄に集中せず複数の銘柄に分けて投資することで、万が一ひとつの銘柄が急落してもトータルで利益を得る可能性が広がります。「時間の分散」では、売買するタイミングを分散することで、急落過程においてもその後回復が見込めればナンピンすることで平均買付コストを下げるが出来ます。「資産の分散」では、国内株式だけではなく外国株式を組み入れたり、株式だけでなく債券・コモディティ(原油・金などの商品取引)などに資産を分散することで全体的な価格変動リスクの軽減を図ります。

分散投資では相関係数と言う指標が良く使われます。詳しい説明は省きますが、異なる値動きをするものに分けて投資することで値動きのブレをなくしリスクの低減を図るのが分散投資の基本的考え方です。よって、リスクが少ない代わりにリターンも少ないと言うデメリットもあり、短期的に見ればリーマン・ショックのような異常相場では効果も薄れます。長期投資であれば分散投資がリスク低減の有効な手段であることに間違いはないでしょうが、「何事も万全はない」と肝に銘じましょう。

バフェットは分散投資を否定?

株で歴史上最も成功した人物であるウォーレン・バフェット氏は、著書の中で「分散とは無知に対するリスク回避だ。勝手知ったる者にとって、分散の手法はほとんど意味がない。」と述べています。少数の銘柄への集中投資を基本とした彼の投資会社バークシャー・ハサウェイのポートフォリオを見てみると、1999年には僅か8銘柄への投資で上位3社が87%ものウェイトを占めていました。しかし、2009年では保有銘柄は41銘柄に増えています。

株式市場の変化で1999年以降投資活動が減ったと言われるバフェット氏ですが、最近では異なる業種への投資や債権などにも投資しており、分散投資そのものを否定してると言う訳ではなさそうです。私流に解釈すれば彼の言葉の真意は「なぜ分散投資が必要なのか?」であり、揺ぎない信念に基づくバフェット氏の投資行動は、リスク低減が目的ではなく収益拡大のチャンスに過ぎない事が大きな違いを生むのではないでしょうか。