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ファンダメンタル分析とは?

ファンダメンタルズは「経済の基礎的条件」と訳され、景気・経済情勢などのマクロ面、企業業績・財務状況などのミクロ面を考慮して、株価が割高なのか割安なのかを判断・分析する手法を、ファンダメンタル分析と言います。企業の割安度や成長性を判断するファンダメンタル分析は、市場の評価(株価)と企業の本質的価値に差があっても、いずれは本質的価値が株価に反映されるという考えに基づいています。

マクロ面は新聞・ニュース等から、ミクロ面は財務諸表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書)、会社四季報等から判断しますが、株式投資のファンダメンタル分析では、PER(株価収益率) 、PBR(株価純資産倍率)、ROE(自己資本利益率)などの指標を用いて分析・判断するのが基本となります。PERは、現在の株価が1株当たり利益(EPS)の何倍なのかを見るもので、PERが低いほど株価は割安と判断できます。PBRは、一株当たり純資産(BPS)に対して株価が何倍まで買われているのかを示すもので、1倍に近づくほど企業の解散価値に等しく割安と判断できます。

そしてROEは、自己資本に対する当期純利益の割合を示したもので、ROEが高いほど効率よく経営されてると判断できます。もちろんこれら指標が示す数値がファンダメンタル分析の全てではなく、マクロ、ミクロ両面のファンダメンタルズを総合的に判断することが大切ですが、企業の割安度を示すモノサシとして役立つ指標であることは間違いありません。

ファンダメンタル分析の成功者

ファンダメンタル分析で最も成功を収めた人物と言えば、アメリカの著名な投資家・実業家であるウォーレン・バフェット氏(1930〜)です。世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの最高経営責任者(CEO)であるパフェット氏の資産は、米経済誌フォーブスが毎年発表している「The World’s Billionaires(世界の億万長者)」2008年度版によると推定資産620億ドルで、1995年から13年間首位を維持していた米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長を抜いて初の世界1位となっています。

バリュー投資の父と称されるベンジャミン・グレアム(1894〜1976)を師と仰ぎ、グロース投資を提唱したフィリップ・アーサー・フィッシャー(1907〜2004)にも影響を受けたパフェット氏は、バリュー投資にグロース投資の考え方を取り入れ、投資基準に「事業の内容を理解できる」「長期的に業績見通しが良い」「経営者が有能である」「魅力的な価格である」という4つを挙げています。彼の言葉である「Only buy something that you'd be perfectly happy to hold if the market shut down for 10 years.(市場が10年間閉ざされても、持っていて幸福だと感じる株を買いなさい)」は、買うのは株ではなく企業だと改めて教えてくれる株式投資の本質を突いた名言と言えるでしょう。