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初心者ネット株入門>ほふりで株券を保管

ほふりとは何だろう

ほふりとは、保管振替制度の運営を行う(株)証券保管振替機構の通称で、株券等有価証券の保管・受渡しの効率化・合理化を目的に設立された「株券等の保管及び振替に関する法律」に基づく我が国唯一の保管振替機関です。また、(株)証券保管振替機構と保管振替制度は同義語として扱われる事も多く、実質的な意味合いは異なりますが、一般的には両者とも「ほふり」と呼ばれています。

保管振替制度は、証券会社が投資家の同意を得て預かる株券を証券保管振替機構に預託する事により、その後の売買において株券の受渡しをする事なく、証券保管振替機構と証券会社の口座間の振替によって処理する仕組みで、投資家は名義を書き換える事なく株主としての権利を行使する事ができます。2008年3月末時点で、上場会社の発行済株式のうち83.5%(3,177億株)の株券が、証券保管振替機構に保管されています。

ほふりを利用するには

ほふりを利用するには、実質株主報告に関する届出書を提出する必要がありますが、特に面倒な手続きはありません。通常は口座開設申込書に「貴社に預託する株券等を(株)証券保管振替機構に預託し、株券については実質株主報告することに同意します」と一文が盛り込まれており、「口座開設申込書」が「実質株主報告に関する届出書」も兼ねていますので、口座開設と同時にほふりを利用する事ができます。

実質株主報告に関する届出書を提出する事で、形式的に株主名簿上は証券保管振替機構の名義となりますが、証券会社が証券保管振替機構へ実質株主報告を行い、証券保管振替機構が発行会社に実質株主の通知をする事で、発行会社の実質株主名簿に自動的に記載され、配当金の受け取りなど株主としての権利は確保されます。また、2009年1月5日からの株券電子化(株式のペーパーレス化)への一斉移行で、従来の保管振替制度は廃止され、新しい振替制度(株式等振替制度)に移行しており、上場企業の株券約4,000億株(2009年9月時点)が紙から電子データに一斉に切り替わっています。