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生きた情報を掴もう

インターネットが普及した近年の株取引では、初心者でも容易に情報収集が出来るようになりました。しかし、情報は仕入れるだけでは役には立ちません。仕入れた情報を吟味・分析し、取引にどう生かすかが重要です。「情報は生もの」と言いますが、仕入れた情報を有効に活用するには真偽はもちろん鮮度が求められます。投資家は「材料」と呼ばれる株価に影響を与えるニュースに敏感に反応し、誰もがあっと驚くような材料であればあるほど「サプライズ」となり、市場の注目度・期待度は高まります。

材料には、業績の上方修正・株式分割・業務提携・新製品の発売・レーティング引き上げなどがありますが、全ての材料が「好材料」となる訳ではありません。期待感が先行して株価が既に動いていれば「織り込み済み」と判断されて株価が反応しないこともありますし、逆に「好材料出尽く」と判断して、売り注文へ転換する場合もあるでしょう。英国の著名な経済学者であるジョン・メイナード・ケインズ氏は、投資を美人投票に例えました。彼の言葉を借りれば「自分が上がると思う銘柄を選ぶのではなく、他の投資家が上がると思う銘柄を選択すること」が有効な投資方法になるのです。

また、個別銘柄の情報のみならず、新聞・テレビ等で世界情勢や経済動向に目を向けることも必要でしょう。「木も見て森も見る」ことが大切です。昨今の世界金融危機のような100年に一度と言われる大波に飲まれては抗う術もありませんが、影響を受けていない業種・銘柄も存在しています。株式市場で勝ち抜くには取捨選択で情報を選別し、変化の兆しをいち早く読み解く力が問われます。情報を生かすも殺すもあなた次第です。ニュースを受けて株価はどう動いたのか常に分析・研究を怠らないよう心掛けましょう。

仕手株に気をつけよう

仕手株とは、短期間に利益を得るため投機を目的とした投資家が売買対象とする銘柄のことで、故意に特定の銘柄の価格を操作しようとする仕手筋(仕手)と呼ばれる人たちが手掛けます。仕手の名前は、日本の伝統芸能である能の「シテ方」に由来するとされます。能はシテ方(主人公)が中心となって行われるため、大量の資金で株価を操ろうとする主役が存在する株のことを仕手株と呼ぶわけです。仕手の仕掛け人を仕手本尊と呼び、密かに株集め(仕込み)をした後に他の投資家に買わせるように仕向け、他の投資家が買い始めたら高値で売り抜けるのが仕手の手口です。

投資顧問の極秘情報、株式掲示板での買い煽り、株価のつり上げなど、様々な手段を用いてカモとなる投資家の相乗りの買い(提灯)を誘うことで、買いが買いを呼ぶ急騰相場を演出します。仕手株は上手く流れに乗れば短期で儲けられるという利点はありますが、失敗すれば大損確定です。株を始めて日が浅いうちや負けが込んでるときなど甘い蜜に心揺れるのも心情的に理解できますが、投機で資産を築くのは並大抵のことではありません。

仕掛けた仕手筋でも失敗することがあるのが仕手株の怖さです。「仕手株で勝つ」などと謳った書籍も目にしますが、近年では大規模な仕手戦も珍しく、資金の逃げ足も速いので売買のタイミングを計るのも容易ではありません。ある程度のリスクは許容しなければ投資は行えませんが、みすみす落とし穴に嵌るのは無謀というものです。大切な資金を守るためにも、初心者はもちろん経験者であっても仕手株には手を出さない方が賢明です。