株初心者のネット株入門!株の仕組みから学ぶ初心者の株式入門サイト

初心者ネット株入門>信用取引の仕組み

信用取引とは何だろう

信用取引とは、証券会社に一定の委託保証金を担保に差し出すことで、資金や株券を証券会社から借りて売買をする取引を言います。金融商品取引法では「金融商品取引業者が顧客に信用を供与して行う有価証券の売買その他の取引をいう」と定義されています。通常の株取引である現物取引と違い、担保を差し出すことで自己資金の約3倍もの取引を可能とするレバレッジ効果や、保有していない株券の売付けを可能とする信用売りで、上げ局面・下げ局面どちらに於いても投資機会を逃さず投資効率の最大化を図れるのが、現物取引にはない信用取引の大きな特徴です。

信用取引には「制度信用取引」と「一般信用取引」の2種類あり、取引毎に何れかを選択することになります。制度信用取引では、取扱銘柄・金利・品貸料・弁済期限等が証券取引所または日本証券業協会の規則によって一律に定められています。一般信用取引では、投資家と証券会社との間での合意で、これらの事項を自由に決定することができ、制度信用取引と違い反対売買までの期限がないのが特徴です。

信用取引のリスクを知る

信用取引は、レバレッジを効かせることで大きな利益が得られる反面、多額の損失が発生するリスクも有しています。取引した銘柄に評価損が発生すれば、委託保証金率の低下を招き、証券会社の定める最低保証金維持率を下回ると、最低保証金維持率を回復するまでの追加保証金(追証)が発生します。差入期限までに追加保証金(追証)の入金がなければ建玉は強制的に処分されてしまい、その後、株価上昇で保証金維持率を回復した場合においても追証の解消にはならず、損失が確定します。

信用余力の上限で取引すれば利益も損失も約3倍です。100万円の資金があったと仮定し、買いから入れば300万円を上限に買い付けることが可能です。購入した10万円の銘柄が5万円値上りすれば、150万円の利益が得られる計算です。逆に値下がりした場合は大変です。現物取引なら50万円の損失で済むはずが信用取引だと150万円の損失となり、投資元本を大きく割り込んでしまいます。実際には強制決済されることでマイナスになるのは稀なケースですが、信用取引では取引の仕組みやリスクを十分理解した上で、現物取引以上の徹底したリスク管理が求められます。