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株とは何だろう?

通常、株とは株式会社が発行する『株券』の事を指します。この株券は株式会社が資金を集める際、出資してくれた株主に対して発行する有価証券です。企業は設備や事業拡大の為に多額の資金を必要とします。そこで『事業が成功したら利益を分配しますよ』と資金を募り、その見返りとして出資者に『株主の権利』と『株券』を発行する訳です。企業サイドから見れば銀行融資と違い出資金には返済義務がなく、資金調達を容易にするメリットがありますが、経営の柔軟さを狭めるリスクも背負います。

巷で『会社は誰のものか?』と議論されることがありますが、資本主義においては会社は経営者や従業員のものでなく、株主のものと位置づけられています。企業は会社の権利を切り売りする訳ですから、出資者は共同オーナーと捉えることができます。共同オーナーたる株主には『経営に参加する権利』や『経済的利益を受ける権利』が与えられます。

経営に参加する権利は『共益権』と呼ばれ、代表的なものに株主総会に参加して議決権を行使できる権利があり、経営の意思決定に関与することができます。また、経済的利益を受ける権利は『自益権』と呼ばれ、利益の分配である配当を受け取ることができる利益配当請求権などがあります。メリットだけでなく株主には倒産等で出資金が戻ってこないリスクも負いますが、倒産等で企業が出資金以上の負債を抱えた場合でも、有限責任ですので株主は出資金以上の損失を被ることはありません。

株券の電子化

冒頭で株とは株券であると述べましたが、2010年1月5日に『株券電子化』が実施されました。株券電子化により、株主の権利は証券会社等の口座で電子的に管理され、今まで流通していた上場企業の株券は無効となります。今までは、株主の権利の実体化こそが株券であり、株券の存在を前提として株主の権利がありました。

株券電子化により上場企業の株券は消滅しますが、形が無くなるだけで株券本来の存在意義に変更はありません。ですが、今後は株券という言葉じりに捉われる事が無いよう、株券が株なのではなく株主の権利が株なのだと覚えておいた方が良さそうです。